クレジットによる購入は便利なので、メリットが多いと感じているかもしれませんが、金利の面から考えるとそうともいえません。

一括払いのときは、もちろん手数料は不要ですが、分割払いの場合には、その分割回数に応じて手数料が決められています。

この手数料は、年率に換算すると13％程度にもなるのです。

カードによる購入やキャッシングの金利というのは、通常の銀行金利よりもはるかに高く設定されていますので、利用にあたっては注意が必要です。

クレジットカードでお金を借りることをキャッシングといいます。

銀行系クレジットカードのキャッシングで翌月一括払い（マンスリークリア）の場合は、実質年率は27〜28％程度です。

また、リボルビング方式の場合は、実質年率は14〜18％程度です。

ちなみに、リボルビング方式というのは、購入した個々の商品ごとに代金を支払うのではなくて、購入したすべての代金を合計して、あらかじめ設定した金額を支払うというものです。

これには、次のようなタイプがあります。

■定額リボルビング
■定率リボルビング
■残高スライド定額リボルビング

さらに、信販系カード・流通系カードのキャッシングの金利は、実質年率25〜29％程度、リボルビング方式の場合は、実質年率29％程度です。