自分の身内がクレジットやサラ金から多額の債務を抱えていることを発見した人や、自分が多重債務者であるという自覚のある人は、冷静に判断できる人に相談するのがよいと思われます。

ただし、自己破産の申立てのような借金整理については、破産法の知識などをはじめとする法的能力が要求されますから、ある程度専門的な知識を持っている人に相談する必要があります。

通常の場合は、専門家である弁護士に相談したり依頼するのがよいでしょう。

なお、示談屋や整理屋には相談や依頼をしないように注意してください。

知り合いに弁護士がいれば安心ですが、普通は知り合いにいる方が少ないのではないでしょうか。

それでも自己破産の申立てをする必要があり、どのような手続きをしたらよいのか分からない場合は、弁護士会や地方公共団体など適当な相談機関に相談に行って、早期にアドバイスを受ける必要があります。

なお、最近は各地の市役所などでも、弁護士による無料法律相談が開かれていますので、相談だけでもしておきたいと考えている人は、まずこちらの方から利用されてみてはいかがでしょうか。