どのような特徴やリスクがあるのですか?
カードの特徴は、現金を持たずに買い物ができたり、お金がないときにキャッシングにより容易に現金を手にすることができるという便利さにあります。
しかし、この便利さは、一方では多くの危険もはらんでいます。具体的には、次のような危険です。
■いつでも債務超過により、支払不能の状態になる可能性があるということ
⇒ 収入に見合った債務であれば問題ありませんが、つい支払いの目処もたたないのに、クレジットにより物を買い入れたり、返済の目処もないのに現金を借り入れたりすることがありがちだからです。
⇒ このようなクレジットや消費者金融からの借入れは金利も高く、気づいたときには、返済不可能の借金だったということにもなりかねません。
⇒ クレジットや消費者金融からの借入れは、あくまでも自分の将来の収入の先取りであることを認識すべきです。
■クレジットや消費者金融に関するトラブルの増加
⇒ 簡単に物が買えたり、現金を手にすることができるという便利さは、その一方の業者側からすれば、支払いを確保するための担保が必要になります。
⇒ 簡単に借りられることが売りの消費者金融では、少額の貸出しには、保証人や抵当権の設定といった担保をとることはありませんが、その代わりに支払いが滞ったときの厳しい取立てが担保の代わりをしているのです。
⇒ カード犯罪も多発しており、勝手にカードが自分名義で作られたり、盗難や紛失にあったカードが勝手に使われたりして、いつトラブルに巻き込まれるともかぎりません。よって、カードの管理が大切になります。 |