加盟店情報センターとはどのような機関ですか?
加盟店情報センターというのは、加盟店の不正販売による消費者被害の早期発見と未然防止・不正販売行為の被害拡大の防止を目的として、悪質・不良加盟店の情報交換を行うために通産省(現在の経済産業省)が設立させた機関です。
現在は、社団法人日本クレジット産業協会が運営する「CMD」と、社団法人全国信販協会が運営する「MIC」の2つの加盟店情報交換機関があります。
具体的には「CMD」と「MIC」はどのような機関なのですか?
まずCMDセンターですが、これはCredit Management Data Center 略で、社団法人日本クレジット産業協会が、次のことを目的として情報交換を行っています。
■加盟店の不正販売による消費者被害の早期発見と未然防止
■不正販売行為の被害拡大の防止
CMDセンターの登録対象になる加盟店は、同協会の会員会社が個別割賦購入あっせん(ローン提携販売、提携ローンを含みます)とクレジットカード取引を行っている加盟店です。
調査を依頼したい会員会社は、調査したい加盟店に関する自社の情報を登録することが前提になります。
次にMICですが、これはMember Merchants Informaition Center の略です。
MICは、社団法人全国信販協会の加盟店情報センターが、同協会会員相互間における正確な加盟店・販売店の消費者信用情報の収集・登録とその適切な提供により、消費者信用産業の健全な育成を図り、あわせて消費者保護に資することを目的としています。
ちなみに、経済産業省では、クレジット会社に対して、加盟店トラブルを防止させることを目的として、新規取引や加盟店契約の解除を行う際に、加盟店情報センターを活用することを求めています。 |