どのような原因があるのですか?
現在のカード社会いおいて、最も問題になっているのは、カードの使いすぎによる破産の問題です。
全国の地方裁判所に対する個人破産の申立ては、平成4年以降は4万件台で推移していたものの、平成10年中の個人破産は10万件を突破し、平成15年中はおよそ24万2377件と大幅に増加しています。
この伸びは、次のようなものが主な原因ですが、消費者のカードに対する認識の甘さにもその原因があるようです。
■バブル崩壊による収入の減少
■リストラ・倒産による失業...など
ただし、借りすぎる消費者側にも問題はあるかもしれませんが、業者側の過剰融資にも問題があると思われます。
このような状況において、個人破産は今後も高水準で推移するものと考えられています。
なお、いつ個人破産してもおかしくないと思われる潜在的な破産予備軍は、100万人とも150万人とも言われています。 |