クレジットカード・ローンの法律研究室



貸金業規制法(貸金業者の業務行為に対する規制)について

どのような規制ですか?

貸金業者の業務行為に対する規制というのは、借主(消費者)を保護するための規制で、次のようなものです。

■過剰な貸付けの禁止
■貸付条件を店内に掲示し、誇大広告等を規制
■契約書、受取証書などの書面交付の義務付け
■「一切を業者側にお任せします」などといった白紙委任状を、業者が取得することの禁止
■悪質な取立行為を規制
■債権を譲渡する場合に関する規制

貸金業規制法の業務に対する行政の監督権限とは?

貸金業者に対する監督行政庁といったら、金融庁・各地の財務局と都道府県知事です。そして、この監督行政庁は、次のような行政処分を含む監督権限を持ちます。

■報告徴収
■立入検査
■業務停止
■登録抹消...など

このように、貸金業者は貸金業規制法により厳しい規制を受けます。借主としては、違反行為に対しては、毅然とした態度で臨むことが大切です。


借金整理(自己破産)
クレジット契約に関する法律は?
多重債務者が多発しているとは?
サラ金商法とは?
貸金業規制法の内容
貸金業(サラ金)に関する法律は?
カード犯罪とは?
サラ金の始まり
ヤミ金融対策法とは?
貸金業規制法(貸金業者の業務行為に対する規制)

Copyright (C) 2011 クレジットカード・ローンの法律研究室 All Rights Reserved