どのようなトラブルがあるのですか?
クレジット・サラ金のトラブルというのは、主に次のものに分類できます。
■契約に関するトラブル
■支払いが遅れたりした場合の取立てに関するトラブル
■支払いができなくなった場合の債務の整理に関するトラブル
このうち、クレジット・サラ金の問題で、最も問題となるのは、支払いができなくなった場合の貸主(債権者)の取立てと借主(債務者)の借金の整理をどのようにするのかということです。
問題解決の法律は?
取立ての規制については、クレジットの場合は、割賦販売法と経済産業省の通達、貸金業(サラ金)の場合は、貸金業法と金融庁の事務ガイドラインで悪質な取立てが禁止されています。
また、借金の整理の場合は、任意整理、自己破産といった方法があります。さらに、借金整理の最終手段である、自己破産については、破産法で規定しています。
なお、今日、多くの債務者を生んでいるクレジット・サラ金は、社会問題化していますが、利用する側としては、借り過ぎないようにすることが大切です。 |