次のようなトラブルが考えられます。

■借入れのトラブル
⇒　このトラブルには、勝手に他人が自分名義で借り入れたケースなどがあります。この場合は、当然返済の義務はありません。
⇒　また、金銭消費貸借の内容が問題になるケースがあります。特に金利が問題で、サラ金の金利は通常ですと利息制限法に違反しますが、一定の要件を満たせば「みなし弁済」として有効とされているからです。

■取立てのトラブル
⇒　サラ金からの借入れというのは、金額が少ない場合（50万円以下）には、ほとんどが無担保融資です。その代わり、支払いが滞った場合には、厳しい取立てが待っています。
⇒　なお、貸金業法の一部改正が行われ、取立行為等に対する規制が強化され、また、禁止される行為が明確化され、罰則が引上げられまています。

■支払不能のトラブル
⇒　借主（債務者）は、借金の返済が困難になった場合には、債務の整理をする必要があります。
⇒　債務整理の方法としては、次のようなものがありますが、どの方法をとるにしても一度は弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。
・自己破産
・民事再生
・民事調停
・任意整理