クレジットカード・ローンの法律研究室



クーリング・オフの書面の書き方について

契約解除は電話や口頭ではダメなのですか?

クーリング・オフによって契約を解除する場合は、業者に対して電話や口頭で伝えるのはやめた方が無難です。

よって、契約解除は書面でするようにしてください。解除の通知を書面でしたことを証拠として残しておくために、配達証明付の内容証明郵便にしておくと確実です。

内容証明郵便はどのように書けばよいのですか?

内容証明郵便は、次のような点に注意して記載してください。

内容証明の用紙
⇒ 用紙は市販されていますが、1行20字以内、1枚26行以内※の文字数と行数を守れば、どのような用紙に書いても構いません。
※横書きの場合、1行13字以内、1枚40行以内、または1行26字以内、1枚20行以内も可

文字のタイプ
⇒ ボールペンによる手書き、タイプ、ワープロ等、何でも構いません。
⇒ 数字、句読点、記号も1字として数えます。

訂正
⇒ 訂正がある場合は、間違えた箇所を2本線で消して書き直しますが、欄外に「○字削除○字加入」といった注記を書き訂正印を押します。

割印
⇒ 文字が2枚以上になる場合には、割印が必要になります。

複数作成
⇒ 同文のものを3通作成しますが、これはコピーやカーボンを使用して作成しても構いません。

費用
⇒ 次のように最低でも1,220円かかります。
・内容証明良420円(2枚目からは1枚ごとに250円増)
・書留良420円
・通常郵便物の料金80円(定型25グラムまでの場合)
・配達証明量300円(差出後の証明は420円)


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